暑中見舞い申し上げます。

八王子市犬目町のピアノ教室「ピアノ・サウンド」です。

今年は、例年にない暑さなので、保護者様が生徒さんの送り迎えを車で来てくれるとホッとします。

ピアノレッスン室も冷房+扇風機で対応してます。

子供の体温は、大人に比べるととても高いので、風があると更に涼しく感じるようです。

楽譜の音とは違う音を弾いてしまう。

ピアノ演奏右手

ピアノレッスンを続けていると、音間違えして弾いてしまう生徒さんは、普通にいます。

これは、練習していない生徒さんだけではありません。

私もしょっちゅうありましたし、よく練習している人、いつもサボり気味の人、全ての生徒さんに当てはまります。

音間違えしてしまう理由には、単なる音符の読み間違えや、弾いているはずが違う音の鍵盤を弾いていたなど、勘違いも結構あります。

その場合は、音が違うと注意すれば、生徒さんはいずれ直してきます。

しかしたまにですが、楽譜と違う音を弾いていると分かっていても、生徒さんの耳には、間違っている音に聞こえないので、いつまでも間違った音で弾き続けてしまうパターンがあるのです。( ;∀;)

コード(和音)の音で考えると間違っていない。

コード(和音)

全体的な演奏は仕上がっているのに、いつも間違える音が今回も直ってない・・・(=_=)

毎回注意されているにも関わらず、また今回も直してないので、合格できないのです。

しかし、生徒さんは合格する気でレッスンに来ているので、やる気は十分にあるのです。

そこで、どうすれば生徒さんに間違えが伝わるのか、よく考えてみました。

その小節はCコード(和音)で、右手「ミ」に対して、左手は「ドソ」の重音を弾く事になっています。

しかしその生徒さんは、左手を「ドミ」と弾いてしまうのです。

その小節に使われているコードはC(ドミソ)なので、コードの音としては間違っていないのです。

つまり、コード内の音を使って弾いているので、間違っているように聞こえないのです。

もしかしたら、左手ドソよりも、その生徒さんにとっては、ドミのほうがしっくりきているかもしれないのです。

そこで私は少し難しいですが、分からなくても仕方ないと思いながら、音楽理論の話をしました。

「ここの小節は、「ドミソ」が使われているので、左手を「ミ」で弾いても、和音(コード)としては間違っていないよ。

でも右手に「ミ」をがきてる場合、クラシックでは第三音重複は絶対にダメっていう鉄の掟があるから、弾けないんだよ。」

と、説明しました。

正直、生徒さんはまだ低学年だったので、この話は理解できていないはずです。

しかし、左手の音が違う理由を伝えた所、今まで何回言っても直さなかった左手の「ミ」を、きちんと翌週から直してきたのです。

楽譜に書いてない音を感じ取って弾いている場合もある。

クラシック音楽ですと、楽譜に書いてある音は絶対に守るのが前提です。

しかし音を間違えたからと言って、練習不足だ、譜読みができないなどと言うのは、ちょっと早とちりです。

場合によっては演奏している内に、生徒さん本人も気づいてない、何かを感じ取っているかもしれないのです。

楽譜とは違う音を弾いてしまっても、その生徒さんにとっては、しっくりくる正解の音かもしれないのです。

そういう生徒さんには、納得いく説明が必要で、ピアノの先生だからといって、間違えを指摘すれば済むという問題ではないのです。