譜読みのキーワードは、ズバリヘ音記号!
以前、楽譜解説で
- 楽譜と鍵盤で見る音の高さ。
- 楽譜と鍵盤で見る音の高さ。Vol.2
をやりました。
今回はその応用編です。
ト音記号とヘ音記号が混ざっている楽譜。
ト音記号でドシの音符が書かれた楽譜があります。
鍵盤で弾くと次の通りです。
ドシの続きには、次のような音符があります。
今までの考え方なら、続きの音はドシの音符より高い位置に書かれているので、
ドシより高い音という事になります。
しかし、ここで気をつけて頂きたいのがヘ音記号です。
ヘ音記号から後ろの音は、読み方が変わり「ラソ」となります。
つまり、順番に「ドシラソ」と音が下がっていくのです。
鍵盤で弾くと次のようになります。
音符が高い位置にあっても、ト音記号やヘ音記号と言った記号が変わるだけで、読み方が変わります。
今回は、高い位置にある音が、実は下の低い音だったという例を紹介しました。
また、その逆もあるので気を付けて楽譜を読んで下さい。
それでは、また。(^_−)−☆