新しい教則本「ピアノ・アドヴェンチャー」

こんにちは。

新しいピアノ教則本「ピアノ・アドヴェンチャー」の講座があると言うので、宮地楽器立飛店に行って来ました。

立川からモノレールに乗り換えて、立飛駅でららぽーと出口から目の前です。

立飛駅から出て、目の前に見事な富士山が見えました。

良い事がありそうな予感がしました!

世界シェア1位のピアノ教則本

「ピアノ・アドヴェンチャー」は、世界シェア1位で、日本だけが知られてないと聞いて、ビックリしました。

日本語版は、秋に発売されるそうです。

今のところは英語バージョンのみです。

アメリカの教材です。

ペースメソッドに基づくピアノ教材

ペースメソッドの講座で出会い、のちに結婚したファイバー夫妻が作り出したのが、「ピアノ・アドヴェンチャー」なのだそうです。

ペースメソッドは、らせん学習で1曲を多方面から学ぶやり方です。

ただ与えられた曲を弾くだけでなく、初見、和声、即興、変奏などを取り入れます。

そもそもアメリカの教育は、らせん学習が当たり前のようです。

ちなみに日本の教育はT字型教育と言われているそうです。

ちょっと耳の痛い話でしたね…

音源はCDかアプリ

アメリカの教材は、CD付きが当たり前でしたが、今ではCDも廃れて、アプリになりつつあるそうです。

講座では、アプリをiPadで再生しているのを見せて頂きました。

楽譜が出て来て、伴奏と一緒にピアノを演奏していました。

ローランドの電子ピアノで、譜面立てに楽譜が表示されるのがあったのですが、それを思い出しました。

ピアノ演奏と音源を同時に演奏する教材は、ヤマハの「伴奏くん」が有名です。

ひと昔前は、フロッピーディスクでしたが、今はUSBになってます。

ただ、値段が高い!

なので一般家庭では、CDかアプリの方が経済的ですね。

音源を使うメリットは、演奏がつっかえたり、早さが一定でなかった場合、自分で気づくことができる点です。

分かりやすく言うとピアノ版の「カラオケ」です。

ひと昔前は、メトロノームしかなかったのですが、豪華な伴奏と共に、楽しみながら演奏できるのです。

未来に羽ばたくピアノ教育

「ピアノ・アドヴェンチャー」講座では、何も買わなくても資料が頂けたので助かりました。

しかし、見てしまうと欲しくなるのが人情…(^^;

ペースメソッドを広めたロバート・ペース博士の著書「未来に羽ばたくピアノ教育」を購入しました。

サイレントキーボード

ペース・メソッドの「サイレントキーボード」を買ってしまいました。

プラスチックで作られた鍵盤ですが、黒鍵の部分が立体的です。

私は、紙鍵盤を横に長くつなげたのを持っているので、試しにひとつ買ってしまいました。

入っていたチラシより↓

「初見の分析の鉄則は、音を出さないこと」byロバート・ペース

ピアノアドベンチャー日本語版を待つ!

「ピアノ・アドヴェンチャー」講座に行ったのに、教則本を買わなかったのは、秋頃に日本語版が出ると聞いたからです。

今の教則本は、全部英語バージョンなので、どんな風になるか様子を見たいですね。

アメリカの教材なので、ジャズが入ってくるのは避けられない感じです。

そもそも、音楽はクラシックだけではないので、色々なジャンルが混ざっている教材なんでしょうね。

ただ、教材が進んで行くと、完全にクラシックに進む生徒さんは、他の教材に切り替える必要があるとの事でした。

レッスン時間が30分では収まらない!?

今日の講座を受講して思ったことは、ピアノレッスンが30分だと、足りないだろうなぁ~ということです。

他の先生方もそう思ったようで、レッスン時間について質問されていました。

当ピアノ教室「ピアノ・サウンド」でも、規約では30分レッスンですが、実際は30~45分ほどです。

講師側の理想を追求して教えると、30分レッスンでは収まり切れないです。

さらにピアノレッスンで、意欲的に勉強に励んでいる生徒さんをみてると「やはりここまでやって良かった。」と充実感で一杯になります。

「ピアノ・サウンド」は、個人教室ですから、レッスン時間などは大手の教室のように縛られなくていいわけですが、ケジメは必要です。

「ピアノ・アドヴェンチャー」講座の帰りに、これからの教室経営について色々考えさせられた日でもありました。

英語版「ピアノ・アドヴェンチャー」

このサイトをフォローする!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA