ドレミファソラシドの音階、本当に覚えてますか?
ピアノレッスンでは「ドレミファソラシド」の音階は必ず必要になってきます。
一番最初のピアノレッスンで、生徒さんに「ドレミファソラシド知ってる?一緒に言ってみましょう。」と話しかけるとスラスラ言える人がほとんどです。
しかし…あれほどスラスラ言えるのにピアノレッスンになると音階をすぐに答えなれない生徒さんの多いこと…(>_<)
なぜ、答えられなくなるのか…?
その原因は覚えてるつもりにあるのです。
音階を途中から言えますか?
突然ですが、問題です。
ラの上の音なーんだ?
↓
↓
↓
答えはシですね。
自分で答えを出せたでしょうか?
もし、答えを出せなかった人はトレーニングが必要です。
音階を途中から言えますか?
音階のトレーニングは、短時間で素早くやるのが効果的です。
最初できなくても深刻にならずに←ココ重要です!
「また、来週やろうね。」と気楽に続けることが大切です。
できなかった生徒さんは、次回すごい特訓してきて、やる気満々だったりします。
ゲーム感覚で楽しめるところがミソです。(^^)/
やり方は簡単です。
ド以外の音から1オクターブ上を言ってもらえばOKです。
今回はなんとなくできそうな、「ミ」からやってみましょう。
まず、音階の階段があるとします。
右に行くにつれて音が高くなります。
一番下の音が「ミ」だとします。
「ミ」から順番に、高い音へ向かって音階を答えてきましょう。
「ミファソ・・・」1オクターブ上まで答えられたでしょうか?
答えは次のようになります。
他の音にもチャレンジしましょう。
今回は「ミ」から答えて頂きましたが、他の音も必ずチャレンジしましょう。
例えば、最初に質問した、「ラ」からも答えてみましょう。
「ラ」から音階を答えましょう。
「ラシド・・・」と答えていきましょう。1オクターブ答えられるでしょうか?
答えは次のようになります。
「ドレミファソラシド」の音階は、ただの言葉ではないのです。
これらの、音階トレーニングを続けることによってどんな効果が得られるのでしょうか?
- 音の順番がハッキリとわかるようになる。
- 音の高低がわかるようになる。(階段で表したのはそのためです。)
- ピアノの鍵盤とドレミの音階が同じ順番で並んでいることがわかる。
え?そんな単純なこと?と思われるかもしれませんが、
譜読みが苦手な生徒さんや、練習しているわりには上達が遅い生徒さんは
このようなことが意外とわかっていないのです。
これらの音階トレーニングの最終目標は・・・?
知らない曲でも、楽譜を見て、自分の力でピアノが弾けるようになる!
これですっ!(^◇^)